三好美覚の理科の授業(デンプンの分子と糖の分子の大きさ比較)

中学理科2年

 だ液によるデンプンの消化実験を行った後、デンプンの分子と糖の分子の大きさを

セルロースチューブを使って行いました。

セルロースチューブは、小腸と同じように目に見えない小さい穴が空いています。この

チューブに水を入れても、水はもれません。でも、小さい穴が空いているんです。

<実験>

@まず、下図のような実験装置を用意し、セロハンチューブにデンプンのりと糖(ブドウ糖)

 の水溶液を入れ、水に10分間つけました。

Aそして、それぞれから溶液を試験管にとりました。

 そして、ヨウ素液とベネジクト液で確認しました。

<実験結果>

      ヨウ素液で確認              ベネジクト液で確認

                            もちろん、ベネジクト液は、沸騰石を入れて加熱しました。

 表で結果をまとめると、

●ヨウ素液で調べると、Bのみ青紫色に変化しました。このことから、Bにだけデンプンがあること

 が分かりました。

   →デンプンがセロハンチューブの穴を通り抜けないことが分かりました。

●ベネジクト液を入れて、加熱したら、CとDの試験管の色が変化しました。このことから、CとDの

 試験管には糖があることが分かりました。

   →糖は、セロハンチューブの穴を通り抜けることが分かりました。

図で表すと、

<まとめ>

 デンプンの分子 > 糖の分子